多翼ファン［シロッコモーター直結駆動式］
インバーター搭載電動機　CES-V

〇センター吐き出しを標準化
従来6種類の回転吐出方向が存在していましたが、右回転のみのセンター吐出双方向を採用することにより、回転方向を半分の3種類としました。これにより回転方向選択の煩雑さが半減され、またダクト配管がシンプルに行えます。

〇優れた耐蝕性
ケーシング、羽根車とも耐薬品性に優れ、寸法精度の高いFRPP射出成型品を標準としました。また、効果的なリブや折り返し形状の設計となっており、軽量かつ優れた強度を発揮します。耐蝕性、メンテナンス性およびリサイクル性にも配慮した材質を採用しています。

〇メンテナンス性の向上
従来小型のシロッコファンはケーシング2分割の構造となっており、羽根車を取り外すためには、まず吸込・吐出両方のダクトを外さなければなりませんでした。 しかし、取り外しが非常に容易な吸込みコーンを設けることにより、吸込み側のダクトを外すだけで羽根車を取り外すことができ、ケーシング内部の点検も容易に出来るようになっています。

〇吸込口・吐出口が同一サイズの丸型フランジ
吸込・吐出両フランジとも同一サイズの丸型フランジでダクト配管が容易です。また、排風機自体がエルボ配管に近いレイアウトとなっています。

〇機会部品へのメンテナンスが不要
電動機直動式は、Vベルトおよび送風機がなく、回転部分は電動機と羽根車だけですから、ベルト・軸受等の機械部品への一切のメンテナンスが不要となり、設備点検の省力化が図れます。さらに、インバーター搭載ですので、必要な風量・静圧を自在に設定できます。