実験研究設備でもファイナンスリースを行えます!!
こんにちは!
今回ご紹介する内容はリースについてです。
TAKASHOでは従来の「購入」に加え、「リース(ファイナンスリース)」をご用意しています。
ご利用の用途や年数、導入予算などによって、最適な方法を選択して、
効率よく設備投資が行えます。
そもそもファイナンスリースってなに?
ファイナンスリースとはお客様が希望される設備をお客様に代わってリース会社が購入しそれをお客様に貸し出す賃貸借契約です。
原則中途解約は不可です。 リース期間中に月々リース料としてお支払いいただきます。
(※リースを利用される際はリース会社の事前審査が必要になります)
(※工事費についてはリース会社との打ち合わせが必要になります。 ご希望に沿えない可能性がありますのであらかじめご了承下さい。 )
ファイナンスリースのメリット7選!
1.工事をリース費用に含む事が可能なので初期費用の心配がありません。
(※工事費についてはリース会社との打ち合わせが必要になります。 ご希望に沿えない可能性がありますのであらかじめご了承下さい。 )
2.少額で設備の導入ができる
(予算枠にとらわれず設備の導入が可能です)
3.資金調達の多様化
(金融機関からの借入枠が減りません)
4.リース料を経費にでき、事務負担の軽減
(月額料金が一定でコスト把握が簡単)
5.投資コストの平準化ができます
(金利変動リスクも回避。 キャッシュフローも安定)
6.機械設備の陳腐化リスクを軽減
(耐用年数にかかわらず、リース期間を自由に設定)
7.リース契約終了後も再リース契約でさらに、お安くご利用いただけます。
税務上は全額経費計上できるリースがおすすめ!
さらに、リース契約の魅力は、「資金があまりない」「導入に費用を掛けたくない」など、初期費用を安く抑えて導入したい方におすすめです!
購入とリース結局どっちがお得なの?
結論:購入が得か、リースを選んだ方が得なのかはそれぞれにメリット、デメリットがある為どちらがお得とは言えません。
研究実験設備のリースについて詳しく話を聞きたい
弊社営業担当よりご連絡差し上げます。
下記問い合わせフォームにてリースの内容について記載いただき送信お願いいたします。
リース会社については弊社より紹介させて頂きます。
(既に取引があるリース会社を指定する場合は事前にお申し付け下さい。)
↓ ↓ ↓
リースの制度については以下【国税庁-8リースの意義】をご確認下さい。
〈関連ブログ〉
ドラフトチャンバー(局所排気装置)について紹介します!
TAKASHOの総務です!!
今回はPVCダクト曲がり(エルボ)の製作を紹介します。
ドラフトチャンバー等の設置にはダクト工事を伴います。
ダクト工事の際に利用する部材の一部を当社では自社制作しております。
部材の製作(ダクト部材エルボの製作)の流れです。
① 特殊な型で切った部材をひとつひとつ丁寧に研磨し擦り合わせます。
② 擦り合わせた部品を組み合せ溶接します。
③ ダクト部材エルボの出来上がり。
このようにしてTAKASHOオリジナルのボリュームダンパーやベンチレーターなど 様々な部材を製作しています。
当社ではドラフトチャンバーをはじめ、研究設備の設計・製造から設置、 アフターケア(定期メンテナンス業務)まで一貫して請け負っております。
お客様のご要望に添ったきめ細かなサービスをご提供できるところが 当社の強みでございます。
何かご相談がございましたらお気軽に お問い合わせください。
〈関連ブログ〉
ダクト工事の5つの大事なこと
ダクト管内の汚れについて
こんにちは!
今回はドラフトチャンバーの設置場所の条件についてブログを作成しました!
このブログを参考に是非ドラフトチャンバーの新規導入の件は弊社までお問合せ下さい!
設計から製造、納品施工まで自社一貫でおこなっている弊社ならではの技術力と提案力がございます!
ドラフトチャンバーの設置場所の注意点
ドラフトチャンバー(局所排気装置)のご検討の皆さま
ドラフトチャンバー設置場所には適合・不適合がある ことをご存知でしょうか。
ドラフトチャンバーは局所排気装置という名の通り
空気を局所的に「排気」し、スクラバーで空気に含まれる有毒物質を洗浄し大気へ放出する設備です。
屋内から空気を排気すると、排気した分だけ給気が必要です。
給気といっても実験室には大小さまざまな設備や装置が置かれていると思いますので
気流の乱れを起こさない設置場所の検討が重要です。
また、ドラフトチャンバーは人より大きな設備であることや、
ダクト接続工事、給排水工事、電気工事といった付帯工事を必要としますので一度設置してしまうと移設が難しいため、慎重に計画する必要があります。
ドラフトチャンバー設置個所4つの条件
TAKASHOでは以下の4つの条件を満たす場所に設置を推奨しています。
01. 人の通行が少ないこと
02. 採光、通風が適切であること
03. ダクトや給排水の配管が複雑にならないこと
04. 空調等の気流が影響しないこと
条件を見てどう思われましたでしょうか。
人の通行や採光などはイメージがつきやすいですが、配管や空調となると少し考えてしまうかと思います。
TAKASHOに全てお任せください!
上記のように設置場所に困った場合は 局所排気装置の専門 である弊社へご相談ください。
弊社では設備の知識が豊富な営業スタッフがお客様先へお伺いし、ドラフトチャンバー設置に最適なご提案をさせていただきます。
ご注文になった場合は、製造から搬入据付まで全て自社専門スタッフにて対応可能です。
自社一貫で行うことで部署間での密な打ち合わせが可能となり、お客様に最適な製品、スピーディーな施工工事を行うことができます。
納入後のメンテナンスもTAKASHOへお任せください!
ドラフトチャンバーなどの局所排気装置と呼ばれる製品には、労働安全衛生法第45条で、1年に1回
メンテナンスを実施し、その結果を記録・保存することが事業者に義務付けられております。
研究環境の保全、研究者の健康を維持するために必ず実施しなければなりません。
弊社では、メンテナンスの実施に加えて、 報告書の作成 まで行っています!
※検査表は3年間の保存義務がございます。
さいごに
このブログをみて、新規の設備導入を検討している方や、ドラフトチャンバーの材質や型式の検討をしている方
などお気軽に無料相談窓口よりお問合せ下さい!
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定期的な実験設備設備のメンテナンスしていますか?
みなさん、こんにちは!
総務部のNです!
今回は、「高演色LED」についてお話したいと思います!
弊社では、D50規格準拠の高演色LED照明を取り扱っています。
このブログでは、色にまつわる指標となる「演色性」と「色温度」の説明を交えながら、高演色LEDの特長とその用途をご紹介していきます!
「D50規格」って何?
印刷業界やグラフィック業界では、色を正しく確認するための基準光源が定められており、その代表が印刷工業会規格「D50規格」です。
D50とは、色温度5000K(ケルビン)で、平均演色評価数Ra95以上という条件を満たした光のことです。
これは「自然光」に近く、印刷物や色見本を評価する際に最適とされています。
D50規格準拠の照明は、印刷物の色校正や製品の色チェック、品質管理などで非常に重要な役割を果たしています。
演色性とは?──光によって見える“色の正確さ”
演色性とは、「光源がどれだけ自然光に近い色の見え方を再現できるか」という指標です。
たとえば、同じ赤いリンゴでも、照明によってはくすんで見えたり、変な色に見えたりすることがありますよね。
この“色の見え方の再現性”を数値化したものが「演色評価数(Ra値)」です。
一般的にこの数値が高いほど、自然な色合いで物体を見ることができ、Ra100が太陽光に最も近い理想的な光とされています。
家庭用の一般的なLEDではRa80前後のものが多いですが、弊社の「超高演色LED」はRa98以上!
つまり、より“本来の色”が見えるというわけですね!
色温度とは?
色温度とは、光の見た目の“色味”を数値で表したもので、単位はケルビン(K)です。
- 2700K:暖かいオレンジ系の光(家庭の電球色)
- 4000K:自然に近い白(昼白色)
- 5000K(D50):色再現に適した標準光
- 6500K:青白くすっきりとした光(昼光色)
D50はこの中でも“色検査用”として定められた色温度で、照明の色味が製品や印刷物に与える影響を最小限に抑えることができるのが特徴です。
D50準拠の高演色LEDの使用シーン
では、実際にD50準拠の高演色LEDはどのような場所で活用されているのでしょうか?一部をご紹介します。
- 印刷・出版業界の色校正ブース
- カラーマネジメントが必要なデザイン事務所
- 製品の色チェック・外観検査工程
- 染色・繊維業界でのサンプル確認
- 研究開発部門での試作評価
「本来の色がどう見えるか」が結果に直結する現場では、D50規格に適合した照明が欠かせませんね!
まとめ
色を「正確に」「自然に」見るというのは、製品の信頼性や品質を左右する大切なポイントです。
D50準拠の高演色LEDを導入することで、色検査の精度を向上させ、不良率の低減にもつながります。
ご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください!
インスタも毎日更新しておりますので、是非チェックしてください!
以上、総務部のNでした!
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超高演色LED蛍光灯とは
タカショウオリジナルのスリム型クリーンベンチをご紹介いたします!
通常のクリーンベンチと違ってどのあたりがスリムなのかといいますと、、、、、
装置の奥行がタカショウ標準型クリーンベンチよりも100mm小さくスリム仕様です。
奥行を720mmにしたことで、一般的なドアサイズでの搬入を可能にしました。
無理のない装置の搬入経路を確保することで、ご予算の削減や搬入時間の短縮を期待できます。
もちろん、奥行が小さいため研究室や作業場の通路や空間を広く確保できますので
空間の有効活用・事故防止などメリットが多くございます。
お問合せ等は、下記をクリックしてください!!
弊社オリジナルのスリム型クリーンベンチをぜひご検討下さい!!
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狭い搬入口でもラクラク搬入!スリム型クリーンベンチのご紹介!集塵効率99.99%!!
TAKASHO製クリーンベンチについてご紹介します!
こんにちは!
総務部のNです!
今回のテーマはメンテナンスについてです!
最近、故障に関するお問い合わせを多く頂いております。
「スクラバーが故障しているようなので見てほしい。」
「ワイヤーが切れたので交換できますか?」
「他社製のドラフトだけど対応可能ですか?」
「排気ダクトが破損したので急ぎで直したい。」
こうしたトラブルは、業務の効率を大きく低下させ、お客様にとっても大きなストレスとなります。
そこで今回は、故障を未然に防ぐための「定期的なメンテナンス」の重要性についてお話ししたいと思います。
#定期メンテナンスがなぜ重要なのか?
ドラフトチャンバーなどの研究設備は、使い続けるうちに磨耗や劣化が進んでいきます。
特に、長期間使用した機器や、頻繁に使用する設備ほど、部品の交換や調整が必要です。
これを定期的に行うことで、以下のようなメリットがあります。
①故障リスクの低減
定期メンテナンスを行うことで、部品の摩耗や不具合を早期に発見でき、故障の予兆を察知することが可能です。
これにより、突然の故障を防ぎ、業務の中断を最小限に抑えることができます。
②長寿命の維持
メンテナンスを怠ると、設備が最適な状態で機能しなくなり、結果的に故障が早まります。
逆に、定期的にメンテナンスを行うことで、機器の寿命を延ばすことができます。
③コスト削減
故障が発生してから修理を行う場合、大規模な交換作業が必要となることが多く、その分コストがかかります。
しかし、定期的なメンテナンスを行うことで、問題を早めに対処できるため、修理にかかるコストを削減することができます。
#どのくらいの頻度でメンテナンスが必要か?
機器や設備の種類、使用状況によって異なりますが、一般的には年に一度の点検をお勧めしています。
特に、頻繁に使用される機器や、環境的に厳しい場所で使用されている設備は、より緻密なメンテナンス計画が求められます。
#TAKASHOのメンテナンスサービス
TAKASHOでは、お客様のニーズに合わせた定期メンテナンスプランを提供しています。
お客様の設備の種類や使用頻度に応じて最適なメンテナンス計画をご提案させていただきます。
また、万が一の故障時にも迅速に対応できる体制を整えておりますので、ご安心ください。
設備の故障を未然に防ぎ、安定した運用を実現するために、ぜひ定期的なメンテナンスをご検討いただければと思います。
メンテナンスについて詳しくはこちらから!
お困りごとがあれば、いつでも弊社にご相談ください!
お問い合わせはこちらから!
以上、総務部Nでした!
〈関連ブログ〉
定期的な実験設備設備のメンテナンスしていますか?
スクラバーには定期的なメンテナンスが必要です!
皆さん、こんにちは!!総務部女子です!!
桜満開ですよねー🌸
花見でもゆっくりしたいところですが、、、、
そんな時間はわたしにはないのです、、、、
家では毎日反復横跳びをする勢いで、動き回る毎日です✨
皆さん、新生活を送られている方も沢山いるのではないでしょうか。
気合い入れていきましょう!!!!
さて、今回は表題にもあるように有機則と特化則についてです。
皆さんはご存知でしょうか?
【有機則】
有機溶剤による健康被害を防ぐために定められた「有機溶剤中毒予防規則」の通称です。
厚生労働省が労働安全衛生法に基づいて定めた省令で、有機溶剤の安全基準や取り扱い方法などが定められています。
~代表的な有機則対象物質~
・アセトン ・イソペンチルアルコール(別名イソアミルアルコール)
・イソブチルアルコール ・エチルエーテル
・イソプロピルアルコール ・エチレングリコールモノエチルエーテル(別名セロソルブ)
・エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(別名セロソルブアセテート)
【特化則】
特定化学物質による健康被害を防ぐことを目的とした規則です。対象物質は、その
危険性に応じて「第1類物質」「第2類物質」「第3類物質」の3つに分類されていま
す。
~代表的な特化則対象物質~
・エチルベンゼン ・クロロホルム ・ベリリウム
物質の分類:1.第1類物質:製造に許可が必要な物質。
これらの物質は、極めて危険性が高いため、製造や取り扱いに厳格な管理が求められます。
2.第2類物質:発散源対策が必要な物質。
これらの物質は取り扱い時に発生する有害物質の拡散を防ぐために適切な対策が求められます。
3.第3類物質:大量漏洩の防止措置が求められる物質。
これらの物質は、大量に漏洩した場合に深刻な健康被害を引き起こす可能性があるため、適切な防止策が必要です。
簡単に言うと、有機則は日常的に使われる有機溶剤に関する規則で、主に作業環境や作業者の健康を守るための対策が求められます。
一方、特化則は危険性の高い化学物質に対する規制で、物質ごとに製造許可や発散源対策、漏洩防止措置など、
より厳格な管理が必要なようなようですね。
頭がこんがらがりそうですが、、、、、、続けますね(⌒∇⌒)
化学物質には非常に危険なものが多く、それぞれに対してしっかりとした規則や対策が定められています。
安全性を確保するためには、取り扱う物質ごとに適切な管理が必要ですね。
例えば、発がん性や毒性の強い物質は、規制が厳しく、取り扱う際には専門的な知識や設備が求められます。これらの規則が守られることで
作業者や周囲の人々の安全を守ることができるんです。
企業や施設では、こうした規則に基づいた安全衛生管理が重要であり、事故を未然に防ぐためにも、
日々の点検や教育が大切になりますね。
ドラフトチャンバーを使用しているみなさま!!
安全、安心、安定を第一に考え、定期的なメンテナンスを是非実施しましょう!!!
【関連ブログ】
局所排気装置は定期点検が義務付けられています
定期的なメンテナンスされていますか?
お問合せ等がございましたら、お気軽にお申し付けください。
インスタも毎日更新しておりますので、チェックしてくださいね。
次回もお楽しみに!!
総務部女子✌
今回は、貴商エンジニアリングのドラフトチャンバーについてご紹介します。
設計から搬入据付、付帯工事まで一貫している弊社ならではの特注製品を多く取り扱っております。
付帯工事(ダクト工事、電気工事、給排水工事)から据付後の定期メンテナンスのご相談まで全て弊社で対応いたします。
お困りごと等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
目次
1.ドラフトチャンバーの標準構成
ドラフトチャンバーは、有毒なガスが発生したり揮発性の有害物質を取り扱う際、
それらのガスを安全に排気し、研究者を健康被害から守るための装置です。
発生するガスに応じてドラフトチャンバーの材質を選ぶ必要があります。
お客様の仕様用途から最適な仕様をご提案します。
・基本気流
前面風速をより均一に保つ排気ダクト
扉を閉めた状態では、前面風速が速くなりすぎないように、排気を制御します。
扉を開けた状態では、前面開口部は平均風速で効率よく排気されます。
本体紹介
1.明るい内部照明(LED標準設置)
2.落下防止前面強化ガラス(ステンレス枠入り5mm透明強化ガラス)
3.給水栓
4.給水栓操作ハンドル
5.異物吸込み防止
6.内壁(ノンアスベスト不燃化ボード制/硬質塩化ビニール製/ステンレス製)
7.作業面(セラミックタイル製/ケミサーフ製/ステンレス製/塩化ビニール製/トレスパ製)
8.下台
9.追加オプション
2.選べる作業面の高さ
長時間の作業を長年続けることは、健康リスクを高めることになります。
人間工学の視点から作業面の高さを検証しました。
作業面の高さは作業性に、関わるばかりでなく、研究者の体への大きな負担となります。
低すぎると腰に負担がかかり、高すぎると肩に力が入ってしまいます。
従来、実験台類の作業面の高さは、800mmが標準でした。
しかし、日本人の高身長化にあわせて従来の高さ800mmに加えて、高さ850mm、900mm
を標準仕様としました。
研究者、作業者の身長や作業姿勢(立ち作業、座り作業)などに合わせて選択いただけます。
お客様の環境を考えて、ご提案させていただきます。
3.選べる材質
貴商エンジニアリングでは、使用する熔材によって最適な材質をお選びいただけます。
本 体
①スチール製
耐薬品性粉体塗装が施され、堅牢で耐火性に優れた先進的なデザインです。
ホワイト、ブラック、ライトグレーの3色からお選びいただけます。
②塩化ビニール製
金属を腐食させる酸、塩基性ガスなどに適しています。
③ステンレス製
耐有機溶剤用。ステンレスの美しい仕上がりです。
内 壁
①ノンアスベスト不燃化粧ボード製
耐薬品性、耐熱性に優れています。
②硬質塩化ビニール製
金属を腐食させる酸・塩基系ガスに適しています。
③ステンレス製
プラスチックを溶かす有機系ガスなど耐有機溶剤に適しています。
作 業 面
①セラミックタイル製
珪砂とガラス粉を主原料として1000℃以上で焼成した陶器板の耐薬品性はもちろんの事
不燃性、耐磨耗性に優れています。
②ケミサーフ製
表面に特殊加工を施し、耐薬品性を高めた高圧メラミン化粧板。
優れた耐薬品性能を示します。
③ステンレス製
有機系の研究実験に広く使用され、耐衝撃性、耐熱性に優れています。
④塩化ビニール製
酸性ガスや、腐食性ガスに対し非常に強さを発揮。
柔軟温度が低い為、高熱作業には適していません。
⑤トレスパ製(熱硬化性フェノール樹脂板)
非金属性なので、錆びることがありません。
耐衝撃性、耐水、耐温性、耐薬品性、耐摩耗性に優れ
汚れがつきにくく、洗浄しやすいのでメンテナンスも容易です。
4.選べる下台バリエーション
広い作業面の確保、下段部の収納・機器ユニットを設置などバリエーション豊富。
ドラフトチャンバー製品一覧
5.ドラフトチャンバーの設置場所
ドラフトチャンバーは、室内の気流の乱れが少ない場所に設置する必要があります。
一度設置すると移設が難しいので、慎重に計画する必要があります。
貴商エンジニアリングでは、下記ようなご提案を行っております。
①人の通行が少ないこと
②採光、通風が適切であること
③ダクトや給排水の配管が複雑にならないこと
④空調等の気流が影響しないこと
ドアとの距離
ドアからのなるべく離れた気流の安定した場所が望ましいが、最低でも、1500mm以上離れた場所が望ましいです。
実験台からの距離
対面するドラフトチャンバー間の距離
6.ダクト設計について
ダクト計画は室内の温湿度・気流が一定となるように給気口と排気口を配置する必要があります。
貴商エンジニアリングでは、以下のような計画をしダクト設計を行っています。
①ダクトは、最短距離になるように計画
ダクトは、長さ、曲がりをそろえ、分岐を行う場合、できるだけ機器本体に近い位置で分岐を行い、風量バランスをとります。
ダクト口径については、圧力損失を少なくするため、ダクト総長を短くする、曲がり(エルボ)数を減らすなどの配慮が必要です。
②ダクトの抵抗損失は、同じになるように計画
ダクト内では、空気の流れを妨げるような抵抗力が発生し、圧力損失が生じます。また、給排気口、分岐、曲がりなどは、
大きな抵抗力が発生します。ダクトの抵抗損失は、できるだけ同じになることが望ましく、抵抗損失を考慮してゾーニング、
ダクトルート、ダクトサイズを設定する必要があります。
③無理なダクト接続をしないこと
ダクト内では空気の流れを妨げるような抵抗力が発生し、圧力損失が生じます。
また、給排気口、分岐、曲がりなどは、大きな抵抗力が発生し、送風動力が増加しエネルギーの無駄が発生します。
④ダクトの騒音防止
ダクト板の振動は、補強材などで防止。送風機・ダンパで発生する伝播音は、消音器を設置して防止。
⑤メンテナンス時に支障がないようにスペース計画
7.給排気工事について
ドラフトチャンバーは安全性が第一優先される事項ですが、一方で多大なエネルギーが消費します。
省エネルギーに配慮した効率的な給排気システムの設計・施工が必要です。
ドラフトチャンバーのダクト計画は、安全性の確保だけでなくメンテナンス性、省エネルギーへの配慮を
既存地設備に影響を与えないか(エアーバランスは問題ないか、電源容量は不足しないか等)留意する必要があります。
〈関連ブログ〉
ダクト工事の5つの大事なこと
8.法定自主点検支援サービス
ドラフトチャンバーなどの局所排気装置は、労働安全衛生第45条で、1年以内に1回、法定自主検査を実施し、その結果を記録・保存しておくことが
事業者に義務付けられています。
研究環境の保全、研究者の健康を維持するために必ず実施しなければなりません。
貴商エンジニアリングでは、法定検査に加え、複雑で、煩わしい法定自主点検の報告書をお客様に代わって作成いたします。
・ドラフトチャンバーの検査項目
①外見検査/ダクト外観検査
傷、錆、磨耗、腐食、窪み、変形、ビスの緩みダクト内の塵埃堆積
②内装検査/ダクト検査
エアー漏れ 異音 異振動
③ガラス扉の検査
傷、錆、消耗、腐食、窪み、変形、ビスの緩み、ガラス扉
(ワイヤー・滑車・バランサー)の開閉操作による異音扉の重さ
左右のバランス、ストッパー
④バルブ類の開閉検査
各バルブ(給水、都市ガス、特殊ガス等)類の開閉操作確認
バルブの重さ 漏れ パッキングの摩耗
⑤各種配管(給水、都市ガス、特殊ガス等)廻り
漏れ 傷 磨耗 腐食 変形
⑥排水の漏れ/負荷検査
排水の漏れ 水の流れ トラップの詰まり
・スクラバーの検査項目
①外観検査/ダクト外観検査(湿式・乾式)
傷、錆、磨耗、腐食、窪み、変形、ビスの緩み
スクラバー内の塵埃堆積
②水抜き/清掃作業(湿式)
タンクとスクラバー内の清掃(水洗い)
③フィルターの交換作業(湿式・乾式)
各種フィルター(活性炭フィルター・充填材等)交換
④差圧計の調整
フィルター目詰り用差圧計の0点調整を行い、フィルター交換して運転状態となった時に
差圧計の指示値を記録します。
運転時の差圧が300㎩程度を超えている場合はフィルターを交換。
また、フィルターを交換しない場合でも、指示値を記録します。
⑤水位の調整
タンク内の高水位・低水位を計測し、適切でない時はボールタップを操作し
水位調整を行います。
⑥運転状態の外観調査
スクラバーを運転状態にし、異音、異振動、漏水、噴霧状態を調査します。
・排気ファンの検査項目
①外観検査/ダクト外観検査(湿式・乾式)
傷、錆、磨耗、腐食、窪み、変形、ビスの緩み
スクラバー内の塵埃堆積
②電圧の測定
定格電流の±10%以内であれば良好です。
③Vベルトの検査
傷 磨耗状態 あそびを点検します。
④グリスアップ検査
ファンのグリス汚れ状態を調べ、必要に応じてグリスアップを行います。
⑤INVパラメータの確認(INV附属時)
排気ファンのインバータ設定パラメータの異常の調査をします。
⑥運転状態の外観検査
排気ファン(ダクト接続部を含む)を運転状態にし、異音、異振動状態の異常
の有無を調査また、VDの開度も記録します。
・電気関係の検査項目
①動力系一次電源の電圧測定
動力系の一時電源電圧(AC200V系)を測定
(定格電圧の±10%以内であれば、良好です。)
②電灯系一次電源の電圧測定
電灯系の一次電源の電圧測定
動力系の一時電源電圧(AC100V系)を測定
(定格電圧の±10%以内であれば、良好です。)
③サーマル動作テスト
動力系電磁開閉器が、正常に遮断できるか調査します。
④排気ファンの発停テスト
排気ファンの発停操作を調査します。
⑤照明の点灯テスト
照明の点灯操作を調査します。
〈関連ブログ〉
局所排気装置は定期点検が義務付けられています
9.まとめ
弊社では、上記項目をすべて自社一貫で行っております。
また、実際に特注で製作した製品や納入実績など随時ブログにアップしております。
その他、製品ブログもアップしておりますで、是非ご確認ください。
ご不明点、ご相談等ございましたら、無料相談窓口までお願いいたします。
以上
総務部より
〈特注で製作した製品ブログになります〉
特注事例
〈実際に納入した製品ブログになります〉
納入事例
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「持続可能な未来へ」
私たちはサステナビリティという原則を大切にしています。
持続可能性は私たちの日常のオペレーションの全てにつながっており、
環境に対する配慮と経済的にも持続可能であること、社会的な責任を意識し、
そのバランスを考えた「ものづくり」をおこなっています。